スポーツを頑張るお子さんの食とメンタルをサポート『スポーツキッズ食育』について


スポーツをする子どものからだ作りやパフォーマンスは、幼少期の食事習慣で大きく左右されることをご存知ですか?

・たんぱく質を多く摂る
・糖質を摂るタイミングを考えるなど、

スポーツをしている人ならではの食事・栄養の考え方は様々ありますが、

「子ども」のうちにはもっと重要なこと『スポーツキッズ食育』の考え方が必要になってきます。

このページでは、『スポーツキッズ食育』についてご紹介します。

あなたのお子さんがスポーツ系の習い事をはじめた!
スポーツをするにあたって食事量や栄養が気になる!
食を通して子どものスポーツの応援をしたい!

そんな方は是非このまま読み進めてくださいね。

「スポーツキッズ食育」とは・その目的

スポーツキッズ食育は、㈳日本キッズ食育協会が提唱する新しい食の資格で、
スポーツキッズ(ジュニアアスリートと呼ばれる年代よりも低年齢の子ども達)が
スポーツと自分のからだと食べ物の関係について正しく理解できるようになり、
本格的にスポーツに取り組みたい、プロを目指したいと思ったときの食トレにも対応できるような
準備をしておくこと(=正しい食生活習慣を身に付けること)を重要視しています。

具体的には、
幼少期から食べ物への興味を子ども自身が持てるように促し、
好き嫌いをせずバランスよく食べる、など
シーンに応じた食事内容を自ら選び取れる力を付けていくことを目的としています。

世界的なアスリートたちが、スポーツに特化した栄養学を取り入れてトレーニングを行っているという話題や、アスリートの低年齢化・早期エリート教育の話などから、子どものスポーツの世界にも、いわゆる「スポーツ栄養」が取り入れられる傾向が強まっています。

しかし、スポーツキッズに必要なのは「栄養」より「習慣」。
食は楽しい、食は大切だと感覚的に理解することが重要です。

そして、スポーツキッズに関わる大人たちが
「子どもにどう伝えるか」「どう伝えれば子ども自身が実践できるようになるか」までカバーしているのが「スポーツキッズ食育」です。


「スポーツキッズ食育」と「スポーツ栄養」の違い

「スポーツキッズ食育」はいわゆる「スポーツ栄養」とは異なります。
スポーツキッズ食育の特異的な点は大きく二つ ①対象が子どもであること ②数字で管理しないこと が挙げられます。

違いをまとめてみました。

①対象が子どもであること

スポーツキッズ食育はジュニアアスリートと呼ばれる年代よりも低年齢の子ども達、3歳~12歳くらいの子どもを対象としています。

スポーツ・運動・体つくりには栄養が大切だということはもちろんですが、
この時期には、
☑ 子ども特有の好き嫌い
☑ 避けては通れないおやつ問題
☑ 歯が生え変わる時期でうまく食べれない
☑ 成長期の男女の差
☑ 思春期に入りかけの子どもの揺れる心
☑ プチ反抗期
☑ 今の大人とは違った生活環境や価値観 等々

子どもだからこそ目を向けないといけない栄養以外の側面があります。

また、成長の個人差が大きいのもこの時期の特徴です。

対象が子どもであることに配慮し
子ども自身が理解・納得・実践できる方法で「スポーツと体と食の関係」を伝えていくのがスポーツキッズ食育です。

②数字で管理しないこと

スポーツ栄養は、成長期以降の体が出来上がった大人に対し、競技内容やスポーツ強度に合わせ、必要な栄養を数値面で管理・強化するのが目的です。
体重あたり何グラムのたんぱく質摂取が望ましく、競技前このタイミングで何グラムの糖質を摂取する、など、
パフォーマンスを最大限に上げるため「何を、いつ、どれだけ、どのように摂取するか」といったことを、栄養学的理論・知識・スキルから体系化して考えます。

一方、スポーツキッズ食育は、難しい数字や理論的なことはほとんど使いません。
子どもたち自らがスポーツ向きの食生活習慣を身に付けることができるようになることが目的ですので、細かい数字よりもむしろ大枠、
栄養素ベースではなく食事・食材ベースで考えます。

この時期、主に食事を管理する大人(多くは保護者)にも分かりやすく、ハードルが高くないのも利点です。

まずはスポーツキッズ食育を取り入れ、食生活習慣を整えたうえで、
必要な時期にスポーツ栄養に切り替えていく、
スポーツキッズ食育はスポーツ栄養を取り入れ易くするための準備段階と捉えると分かりやすいかもしれません。

「スポーツキッズ食育」はどこで学べる?

スポーツキッズ食育は、㈳日本キッズ食育協会が主催するセミナー・講座を受講することで学ぶことができます。

・子どもにも理解できるスポーツ食育とはどんなものか気になる
・ちょっと話を聞いてみたい
という方は、スポーツキッズ食育の基本的な考え方と取り入れ方が学べる「スポーツキッズのための食習慣セミナー」が導入編としておススメです。
2時間の講座の中で、幼児期に身に付けておきたい食習慣やおやつについて、睡眠時間と成長の関係についてなども解説があるので、スポーツをまだ始めていないお子さん・これから運動系の習い事を検討しているお子さんの保護者の方でも、十分楽しめる内容となっています。(さらに子どもの食育レシピ本がお土産として付いてくるのでとってもお得です!)

スポーツキッズのための食習慣セミナーは全国各地で対面・オンラインで開催していますので、気軽に参加できるのも嬉しいですね。

スポーツキッズのための食習慣セミナー・開催日時はこちらから☆ (日本キッズ食育協会のHPに飛びます)

資格としての「スポーツキッズ食育トレーナー」・
スポーツコーチや指導者にもおすすめ

「スポーツキッズ食育」をクラブ・チーム内の保護者や、身近な子どもたちに伝えてみませんか?

子どもがある程度の年齢になると、
保護者の意見は受け入れてくれない・・・
でもコーチや指導者など先生の話なら聞いてくれる!

なんてこともよく聞きます。

㈳日本キッズ食育協会では「スポーツキッズ食育」を身近な子どもたちに伝えるお仕事「スポーツキッズ食育トレーナー」資格の認定も行っています。

「スポーツキッズ食育トレーナー」をクラブ・チームへ招致することで、子どもたちに直接響く働きかけやワークショップなどを行うことも可能です。また、コーチ・指導者自らが「スポーツキッズ食育」を学ぶことで、チーム内へ継続した食からのアプローチが可能になります。

スポーツキッズ食育では3段階の資格を発行しています。

スポーツキッズ食育Jr.トレーナー

スポーツや運動を頑張りたい幼児や小学生のための食のポイントが分かり、子育てにも活かすことができるので、保護者の方やスポーツトレーナーの方に向いています。
運動系の習い事、スポーツクラブ、クラブチーム、学校の部活や体育で活動する子どもたちに実践できる食育を身に付けることができます。(日本キッズ食育協会HPより一部抜粋)

スポーツキッズ食育認定トレーナー

ジュニアアスリートへ向かうための準備についてが分かり、スポーツキッズ食育トレーナーとして仕事をしたい方に向いています。
スポーツキッズ・その保護者への食アドバイス(食改善、献立含む)や、手作り補食レッスン・ワークショップを開催することも可能になります。(日本キッズ食育協会HPより一部抜粋)

マスタースポーツキッズ食育トレーナー

スポーツキッズ食育をプロとして仕事にしていきたい方へ向いています。
スポーツキッズへの必要な食アドバイスに加え、スポーツクラブチームなど団体向けワークショップ等の開催、企業向けのイベント企画・運営も可能になります。㈳日本キッズ食育協会主催のビジネス講座も兼ねており、自宅や職場で実践できるところから独立して収入になるまで、その後の継続サポートもあります。(日本キッズ食育協会HPより一部抜粋)

スポーツキッズ食育トレーナー養成講座について詳細はこちらから☆(日本キッズ食育協会のHPに飛びます)

山口県内・中国地方のスポーツキッズ食育はこちらから

comakiクッキングサロン(青空キッチン山口周南スクール)では、「スポーツキッズのための食習慣セミナー」及び、スポーツキッズを応援するワークショップや個別相談会を随時開催しています。
(開催時期についてなど最新情報は公式LINEから一足先にお送りしていますので、登録しておくと便利です)

スポーツクラブ・チーム単位での実施も出来ますので、お気軽にお問合せください。

成長期までが勝負!子どものからだ作りに関心がある方は「スポーツキッズ食育」を取り入れよう

スポーツキッズ食育は、子どものからだ作りの基本となります。
成長期を活用してスポーツに有効な体づくりをするためにも、「スポーツキッズ食育」を幼少期から取り入れて、お子さんと一緒に準備をしていきましょう。